ATO Kitchenは、法務省が推進する「Myじんけん宣言」プロジェクトの趣旨に賛同し、人権を尊重する行動についての宣言を行います。
食にまつわる情報発信を通じて、すべての人の「知る権利」と「選ぶ尊厳」を守ること。それが私たちの人権宣言の出発点です。
ATO Kitchenとは


食の情報メディアが人権宣言をするって、どういうことですか?
ATO Kitchenは、アメリカ発の食材と調理器具について、栄養士の専門知識と現地23年の生活経験をもとに情報を届けるWebメディアです。
運営者のライアン中村は、ロサンゼルスとニューヨークでの暮らしの中で、食文化の多様性を肌で感じてきました。
国際結婚を経験し、文化や価値観が異なる人々が食卓を囲む日常は、人権への意識を自然に育ててくれた原体験です。
帰国後、栄養士として働きながら気づいたのは、日本における海外食文化への理解の偏りでした。
USDAオーガニック認証の正確な解説はほとんどなく、アメリカの調理器具に関しても表面的な情報ばかりが流通しています。
「知りたいのに、正しい情報にアクセスできない」という状況は、消費者の権利が静かに損なわれている証拠です。
ATO Kitchenは、USDAオーガニック認証食品の仕組みと、Vitamix・KitchenAidをはじめとする上質なキッチンツールの正しい使い方を、偏りのない視点で発信しています。
異なる食文化への敬意を土台に、読者一人ひとりが自分にとっての「良いもの」を見極められる情報環境を整えることが、私たちの役割です。



食を通じて多様な文化と向き合ってきた経験が、このメディアの根幹にあります。
ATO Kitchenは、食の情報格差をなくし、すべての人が尊重される食卓の実現に貢献するメディアです。
なぜ人権宣言をするのか
食は、文化であり、生存の権利であり、尊厳の問題です。何を食べるか、どう選ぶかは、その人のアイデンティティと密接に結びついています。
食にまつわる情報の偏りは、人権侵害の入り口になりえます。
- 外国の食文化に対する偏見や誤解が、差別的な言説を生んでいる
- 日本語での正確な海外食品情報が不足し、在日外国人の食の選択肢が狭められている
- 「オーガニック=高級品」という固定観念が、所得による食の格差を固定化している
- 食品産業で働く外国人労働者の処遇が社会的に見えにくい
- アレルギーや宗教上の食事制限に対する配慮が十分に広まっていない
- 誤った健康情報による「フードシェイミング」が個人の尊厳を傷つけている
食の選択を個人の自由に委ねるだけでは不十分です。選択の前提となる「正確な情報へのアクセス」が平等に保障されていなければ、自由は形だけのものになります。
情報を届ける側であるメディアには、この構造的な問題に対する責任があります。偏見を助長する表現を避け、多様な食文化を尊重した情報発信を行うことは、人権を守る行為そのものです。
食に関する正しい情報が届かないことは、その人の尊厳が軽んじられていることと同じです。



情報メディアとして、食と人権の接点に正面から向き合う責任を感じています。
食の情報格差を解消し、すべての人が尊厳をもって食を選べる社会をつくること。それがATO Kitchenの使命です。
この使命を「宣言」という形で公にすることで、読者や社会に対する約束として自らを律していきます。
私たちの宣言
「食の情報を通じて、一人ひとりの尊厳を守る」。これがATO Kitchenの人権宣言です。
ATO Kitchenは、食に関わる情報発信において、すべての人の人権を尊重することを誓います。文化的背景、国籍、所得、年齢、健康状態にかかわらず、誰もが安心して食の情報にアクセスできる環境を整備します。
私たちは、食の情報メディアとしての社会的責任を自覚し、以下の行動を宣言します。
- 多様な食文化を尊重し、特定の文化を貶める表現を一切排除します
- 正確な情報提供を通じて、消費者の「知る権利」を守ります
- 所得や立場にかかわらず、誰もが食の情報に平等にアクセスできる環境をつくります
- 食の選択に対する差別的な言説やフードシェイミングに加担しません
- アレルギーや宗教上の食事制限など、個人の事情に配慮した情報設計を行います
- 読者のプライバシーと個人情報を厳格に保護します
この宣言は、ATO Kitchenのすべてのコンテンツ制作と運営判断の基盤となるものです。



宣言を掲げるだけでなく、日々の記事づくりで実践し続けることに意味があると考えています。
ATO Kitchenの具体的な取り組み





人権宣言の理念はわかりました。具体的にはどんな取り組みをしているんですか?
1. 多様な食文化への敬意を込めた情報発信
ATO Kitchenが扱うアメリカの食文化は、移民の歴史とともに形成された多様性の結晶です。
特定の文化を優劣で語るのではなく、それぞれの食文化が持つ背景と価値を尊重した記事づくりを徹底しています。
オーガニック食品をめぐる文化的な文脈も丁寧に解説します。アメリカでオーガニック市場が拡大した社会背景や、消費者運動との関わりを伝えることで、単なる製品紹介にとどまらない深い理解を促します。



23年間アメリカで暮らした経験から、食文化の多様性がいかに豊かなものかを実感しています。
2. 差別的表現の排除と公正な記事制作
食に関する情報発信では、無意識のうちに差別的な表現が紛れ込むことがあります。「アメリカの食事は不健康」といった一面的なステレオタイプはその典型です。
ATO Kitchenでは、すべての記事で差別的表現のチェックを行い、特定の国や地域の食文化を貶める記述を排除しています。事実にもとづかない偏見を広めることは、情報メディアとして許されません。
- 公開前に差別的表現・偏見を助長する記述がないかチェック
- ステレオタイプに依存しない、根拠ある記述を徹底
- 読者からの指摘があった場合は速やかに修正・対応



食の話題って、意外と偏見が出やすいですよね。気をつけてほしいです。



おっしゃるとおりです。書く側の無意識こそがいちばん怖い。だから仕組みで防ぐようにしています。
3. 誰もが読みやすいコンテンツ設計
食の情報は、年齢や健康状態、ITリテラシーの違いを問わず、すべての人に届くべきものです。
ATO Kitchenでは、専門用語には必ず平易な説明を添え、初めて海外食品に触れる読者でも理解できる構成を心がけています。
情報の質を落とさずに、わかりやすさを両立する。これは簡単ではありませんが、読者の「知る権利」を保障するために欠かせない取り組みです。
4. 読者のプライバシー保護
Webメディアの運営にあたり、読者の個人情報とプライバシーの保護は最優先事項です。問い合わせやアンケートで取得した情報は、目的外使用を禁止し、適切に管理しています。
広告配信やアクセス解析においても、読者のプライバシーを侵害しない範囲での運用を徹底しています。個人を特定できる情報の第三者提供は行いません。



読者との信頼関係は、情報の質とプライバシー保護の両方で支えられるものです。
5. 食の選択を尊重する発信姿勢
「オーガニックを食べないのは意識が低い」「加工食品は体に悪い」といった断定的な言説は、個人の食の選択を否定するフードシェイミングにつながります。
ATO Kitchenでは、特定の食の選択を押しつけるコンテンツは制作しません。オーガニック食品の利点を伝えるときも、選ばない人の判断を否定しない表現を貫きます。
何を食べるかは、その人の権利です。メディアの役割は選択肢を示すことであり、選択を強制することではありません。



オーガニックに興味はあるけど、押しつけられると引いてしまいます。



その感覚は大切にしてほしいです。選ぶのはあくまで読者自身。私たちは判断材料を届けるだけです。
6. 在日外国人の食生活を支える情報整備
日本に暮らす外国人にとって、母国の食材や調理器具を手に入れることは生活の質に直結する問題です。ATO Kitchenが扱うアメリカの食材情報は、在日アメリカ人をはじめとする外国人読者にとっても有用なコンテンツです。
食の情報は、国籍を問わずすべての人に届くべきものという信念のもと、日本語での丁寧な情報発信を続けていきます。
以上6つの取り組みを通じて、食の情報発信における人権尊重を実践していきます。
編集方針との関連
ATO Kitchenの編集方針は、人権宣言の理念と一体です。記事の企画段階から「この内容は誰かの尊厳を傷つけないか」という視点を組み込み、表現の妥当性を確認したうえで公開しています。
情報の正確性と人権への配慮は、ATO Kitchenの編集方針において切り離せない2つの柱です。どちらが欠けても、読者の信頼に応えるメディアにはなりえません。
正しい情報を、正しい姿勢で届ける。それがATO Kitchenの編集方針の核心です。
人権宣言の理念を、日々の編集プロセスに落とし込み、実効性のある方針として運用します。



編集方針がしっかりしているメディアって、読んでいて安心感があります。
今後の取組
| 取組内容 | 目標時期 |
|---|---|
| 差別的表現チェック体制の強化・ガイドライン策定 | 2026年度中 |
| 多文化共生をテーマにしたコンテンツシリーズの開始 | 2026年下半期〜 |
| プライバシーポリシーの見直しと改定 | 2026年度中 |
| 読者からの人権に関する意見受付窓口の設置 | 2027年3月まで |
| 人権関連の外部研修・セミナーへの参加 | 2027年度中 |



取組の進捗は本ページで随時更新していきます。ご意見やご指摘もお待ちしています。
宣言情報
| 宣言名 | Myじんけん宣言 |
|---|---|
| 宣言日 | 2026年3月25日 |
| 宣言者 | ATO Kitchen ライアン中村 |
| 登録先 | 法務省「Myじんけん宣言」 |
本宣言は、法務省「Myじんけん宣言」プロジェクトに登録しています。
