2026年10月時点で、計算上の関税の境目は商品代金で約16,666円です。iHerb公式の案内は『16,000円』です。
iHerbの配送方法は、どれも注文制限が「上限16,000円」と案内されています。
上限内の注文で関税が気になるのは、主に『為替・品目・分割の合算』が絡む時です。
「アイハーブの関税は、いくらから?」と気になりますよね。
編集部で、税関・厚生労働省・iHerb公式の案内を確認しました。
税関の説明では、課税価格が1万円以下なら関税と消費税が免税です。
結論から言うと、金額の目安は2つあります。
ただし『境目ぎりぎりの注文は避ける』のが手堅いです。
為替の動きや、分けて注文した時の扱いで、判断が変わることもあります。
払い方や、砂糖・はちみつの注意まで順番に整理します。
※2026年10月時点の公式情報をもとに、編集部で整理しています。
↓注文前の最終確認は公式で
注文前に、配送や税の最新の案内を公式サイトで確認できます。
\公式の案内で最終確認/
アイハーブの関税はいくらから?16,666円の目安
『課税価格が1万円を超えた時』から、関税と消費税がかかります。
「1万円」と「16,666円」は、同じ話の別の言い方です。
税関の案内は課税価格の合計額が1万円以下の物品が免税、という内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 免税の条件 | 課税価格の合計が1万円以下(税関) |
| 個人使用の課税価格 | 海外小売価格×0.6(税関) |
| 商品代金に直すと | 約16,666円 |
| iHerb公式の案内 | 16,000円を超えると関税などがかかる |
免税になるのは課税価格が1万円以下の場合
税関のカスタムスアンサーに、免税の条件が載っています。
課税価格の合計額が1万円以下なら、『関税と消費税が免税』です。
1万円は、課税価格の話です。商品代金ではありません。
ただし、酒税やたばこ税は免税の対象外です。
革製のカバンや手袋、編物製衣類(Tシャツ・セーター等)、革靴なども、1万円以下でも関税が免除されない物品です。
16,666円は「課税価格×0.6」から出る目安
個人が使う荷物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額です。
1万円を0.6で割ると、約16,666円になります。
つまり『商品代金が約16,666円以下なら課税価格は1万円以下』という計算です。
16,666円は税関の式から導ける計算上の目安です。税関がこの金額を定めているわけではありません。
運賃が仕入書で区別されていれば、税関の評価事例では運賃を除いて計算します。
財務省の改正法の概要では、この0.6掛けの特例は令和10年(2028年)4月1日に廃止されます。
16,666円の目安は、『2028年3月末までの計算』です。
1万円以下の免税(少額免税制度)は、財務省の審議会資料で「検討を継続することが適当である」とされています。
iHerb公式の案内は16,000円
iHerbの配送情報には、注文金額が16,000円を超えると関税などがかかると案内されています。
16,666円との差は、約666円です。
迷ったら、公式が案内する16,000円を目安に、余裕を持たせると手堅いです。
16,666円ちょうどの注文は、為替しだいで超えることがあります。理由は「アイハーブの関税が動く境目」で説明します。
配送方法の表では、どの方法も注文制限は「上限16,000円」、関税込は「いいえ」です。




アイハーブの関税の計算方法|注文額から税額までの流れ
税額は『課税価格に関税率を掛けた関税と、消費税』で決まります。
先に課税価格を出し、『免税の範囲かどうか』を見ます。
注文額から課税価格を出す
- ドル表示の価格を、税関の公示レートで円にします
- 円にした商品代金に0.6を掛けます
- 答えが1万円以下かどうかを見ます
換算に使う相場は、税関が毎週公示しています。
注文額別の課税価格の早見表
商品代金ごとに、課税価格を計算しました。
| 商品代金(円換算) | 課税価格(×0.6) | 1万円との比較 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 6,000円 | 以下 |
| 15,000円 | 9,000円 | 以下 |
| 16,000円 | 9,600円 | 以下 |
| 16,666円 | 9,999.6円 | 以下(境目) |
| 17,000円 | 10,200円 | 超える |
| 20,000円 | 12,000円 | 超える |
※運賃を除いた商品代金で、為替が変わらない前提の計算です。
早見表の使い方
税関の免税判定は「課税価格が1万円以下」かどうかです。
表の「超える」の行は、関税と消費税の対象になります。
関税と消費税の計算の流れ


免税の範囲を超えると、関税とは別に消費税と地方消費税もかかります。
税関の簡易税率の説明にも、その旨があります。
計算の順番
税関の計算例では、課税価格の1,000円未満を切り捨ててから関税率を掛けます。
消費税の課税標準は『課税価格に関税額を足した金額』です。
消費税率は、税関の案内で標準10%、軽減8%と示されています。
| 区分 | 消費税 | 地方消費税 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 標準税率 | 7.8% | 2.2% | 10% |
| 軽減税率 | 6.24% | 1.76% | 8% |
税率は品目で変わります。サプリの区分は税関の表に載っていません。
簡易税率の表では、コーヒー・茶(紅茶を除く)等が15%、トマトソース・氷菓等が20%です。
仮に、簡易税率の「その他のもの」5%の区分とした計算の流れです。
| 手順 | 金額 |
|---|---|
| 商品代金 | 20,000円 |
| 課税価格(×0.6) | 12,000円 |
| 関税(5%と仮定) | 600円 |
| 消費税の課税標準(1,000円未満切捨て) | 12,000円 |
| 消費税(7.8%・100円未満切捨て) | 900円 |
| 地方消費税(消費税×22/78) | 253円 |
| 合計の目安 | 約1,750円 |
実際の税額は、品目・為替・個別の審査で変わります。上の数字は計算の流れを見る例です。
アイハーブの関税が動く境目|為替と割引の注意
『境目に近い注文ほど、為替で結果が変わります』。
円安の日と円高の日で、同じ注文でも円換算が変わります。
為替レートで境目の金額が動く


税関は、輸入申告の日の外国為替相場で価格を円に換算します。
その相場は、申告日の属する週の前々週の平均値に基づく公示レートです。
iHerbも、為替の変動で『ぎりぎりの金額だと関税が課せられることがある』と案内しています。


割引後の金額か、割引前の金額か
割引を使う時は、どの金額が基準かが気になりますよね。
iHerbは、紹介クレジットを使う場合の注意を案内しています。
クレジットが適用される前の注文金額が16,000円以内でないと、関税がかかります。
クーポンなど、ほかの割引の扱いは、iHerbの配送情報に記載がありません。
税関の評価事例では、海外小売価格は実際に支払った価格が原則です。
迷う時は、割引前の金額も16,000円以内に収めると手堅いです。
境目の金額を避けて余裕を持たせる
- カートの合計は円で確認します
- 16,000円ちょうど付近は避けます
- 配送方法ごとの重量上限も見ます
iHerbの表では、重量の上限が日本郵便6.8kg、ヤマト運輸8kgなどです。
選んだ配送方法の上限と重量を公式で確かめ、注文に進めます。
\案内を確認してから注文/
アイハーブで分けて注文すれば関税はかからない?
分ければ安全、とは言い切れません。
「少額ずつ2回に分ければ、免税になるかも」と考えたくなりますよね。
税関は分割された貨物を合算する場合がある


税関の案内では、分割して申告した貨物も、同じインボイスなら全部を合計します。
郵便物でも、同じ差出人から同じ宛名へ同じ時期に分散して送られたものは合計されます。
| 届き方 | 税関の扱い |
|---|---|
| 宅配便など(1申告) | 1申告の課税価格の合計で判定。分割申告でもインボイス単位で合計 |
| 郵便物 | 1包装の合計で判定。同一時期に分散した分は合計 |
重量制限で分かれた郵便物も、合計の対象になります。
「間隔を空ければ安全」とは言い切れない
「何日空ければ別扱い」という日数は、税関の案内に載っていません。
税関の文言は『同一時期に』です。具体的な日数は示されていません。
ネットの「◯日空ければOK」は、公式の根拠が見当たりません。
分けて注文する前に確認したいこと
- 1回あたりの課税価格が、1万円以下に収まるか
- 同じ時期にまとめて届く可能性はないか
- 送料や手数料が余計にかかっていないか
送料の条件は、この記事では扱いません。注文前にiHerb公式で確認してください。
アイハーブの関税と規制|砂糖やはちみつの注意
品目によっては、『金額に関係なく課税される』ものがあります。
16,000円以内なら安心、とは限らない品目があります。
| 品目 | iHerbの案内 |
|---|---|
| 砂糖・甘味料 | 重量や数量にかかわらず課税。1kg超は追加書類も必要 |
| はちみつ | 16,000円超で、生は25.5%、人工は50%の追加関税 |
| サプリ・化粧品 | 数量に決まりがある(下で説明) |
砂糖と甘味料は金額にかかわらず課税される
iHerbの配送情報には、砂糖や甘味料の注意が載っています。
メープルシロップやアガベネクターも対象です。
1kg(約2ポンド)を超えると、税関から追加書類の提出も求められます。
はちみつは16,000円超で追加の関税がある
注文金額が16,000円を超えると、はちみつに追加の関税が発生します。
iHerbの案内では、生はちみつが25.5%、人工はちみつが50%です。
はちみつを買う時は、16,000円以内かを先に確認しましょう。
サプリと化粧品は数量の決まりがある
厚生労働省は、医薬品等の個人輸入の数量の目安を示しています。
- 外用剤・化粧品は、標準サイズで1品目24個以内
- 医薬品・医薬部外品は、用法用量からみて2か月分以内
- ほかの人の分をまとめて輸入することは認められない
iHerbも、一部の成分のサプリに数量の注意を出しています。1本が2か月分を超える場合や複数本の購入は、税関で没収の対象です。
海外では食品でも、日本では医薬品に当たる場合があります。
数量の決まりは関税とは別の規制です。16,000円以内でも守る必要があります。
アイハーブで関税を請求された時の払い方と受け取り


請求は、『選んだ配送会社から直接』届きます。
iHerbに払うのではなく、『配送会社に払う』のがポイントです。
iHerbの配送情報にも、輸入税や通関手数料は配送会社から直接請求されると書かれています。
宅配便は配送会社が通関を代行する


税関によると、国際宅配便は通関業者が代行します。
税金とは別に、代行手数料がかかることもあります。
手数料の額は、配送業者に確認するよう案内されています。
日本郵便で届く場合の流れ


課税品は、受け取る時に通関料が別途かかります。
税金の合計が1万円以下なら、課税通知書と郵便物が直接配達されます。
納付を日本郵便に委託すれば、その場で受け取れます。
日本郵便の取扱手数料が、税金とは別に必要です。
※税金の合計が1万円を超える場合の流れは、税関の案内でご確認ください。
| 届き方 | 通関 | 追加の費用 |
|---|---|---|
| 国際宅配便 | 配送会社が代行 | 代行手数料がかかることがある |
| 国際郵便 | 課税通知書と一緒に配達 | 課税品は通関料が必要 |
税額に疑問がある時の相談先
請求額がわからない時は、まず配送会社に内訳を聞きます。
税率や評価の考え方は、税関のカスタムスアンサーで確認できます。
請求額に納得できない時は、内訳を確認してから払いましょう。
カードやコンビニ払いなど、支払い方法そのものは別の記事で整理しています。
アイハーブの関税に関するよくある質問
- アイハーブの関税は、いくらから?
-
課税価格が1万円超で課税。商品代金は約16,666円が目安、公式は16,000円です。16,666円は、0.6掛けの特例が残る2028年3月末までの目安です。詳しくは「いくらからの目安」へ。
- 関税は必ずかかりますか?
-
iHerbは、16,000円を超えるとかかると案内しています。砂糖など、金額に関係なく課税される品目もあります。「品目の注意」を確認してください。
- 消費税だけがかかることはありますか?
-
あります。関税が無税の品目は、消費税と地方消費税だけが課税されます(税関の簡易税率の説明)。計算の流れは「関税と消費税の計算の流れ」へ。
- 為替で関税の有無が変わりますか?
-
変わることがあります。税関は申告日の週の公示レートで円に換算します。「為替レートの注意」をご覧ください。
- アメリカの関税強化は、アイハーブの注文に影響しますか?
-
この記事は日本の税関の関税と消費税の話です。アメリカ側の関税は扱いません。日本側の条件は「計算方法」にまとめました。
関税の不安が残る方へ
注文前に見直すアイハーブの関税の最終チェック
結論は、『金額・品目・数量の3つ』を見直してから注文することです。
境目ぎりぎりを狙わず、余裕を持つのが一番手堅いです。
金額と品目と数量の3つを見直す
- 金額:商品代金は16,000円以内か(割引前も確認)(出典:iHerb配送情報)
- 品目:砂糖・甘味料・はちみつ、革製品を含んでいないか(出典:iHerb配送情報・税関1006)
- 数量:対象成分のサプリは2か月分以内、化粧品は24個以内か(出典:iHerb配送情報・厚生労働省)
- 免税の条件は、課税価格が1万円以下
- 商品代金で約16,666円が計算上の目安(2028年3月末まで)
- iHerb公式の案内は16,000円
- 分割注文は合算されることがある
公式で最新の案内を確認する
税制や配送の条件は、見直されることがあります。
注文の直前に、iHerbの配送情報と税関の案内を確認しましょう。
iHerb全体の安全性が気になる方は、アイハーブの安全性の解説もあわせてどうぞ。
配送方法ごとの上限と重量を公式の配送情報で確かめてから、注文しましょう。
\最後は公式で確認/
- 税関 カスタムスアンサー1006(課税価格1万円以下の免税・分割貨物の合算)
- 税関 少額輸入貨物の簡易税率(個人使用の課税価格と簡易税率)
- 税関 関税評価の質疑応答事例(通信販売で輸入する貨物の課税価格)
- 税関 カスタムスアンサー1406(価格の換算に用いる外国為替相場)
- 税関 カスタムスアンサー1111(関税・消費税等の税額計算)
- 財務省 関税定率法等の一部を改正する法律案の概要(個人使用貨物の0.6掛けの特例の廃止・令和10年4月1日施行)
- 財務省 関税分科会資料(令和7年12月16日)(少額免税制度の検討の継続)
- 税関 個人輸入通関手続(宅配便・郵便の通関)
- 厚生労働省 医薬品等の個人輸入について(数量の目安)
- iHerb公式サイト「配送情報・ポリシー」(金額の案内・品目の注意・請求の流れ・2026年10月時点)



